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海外小説のおすすめを知りたい方のために、ジャンルごとにご紹介します。
海外小説の選び方は?
海外小説の選び方をご紹介します。
興味のあるジャンルから選ぶ
日本の小説を読むときは興味のあるジャンルや好きな作家さんの作品を選ぶことが多いと思います。
海外の小説を読むときにも、興味のあるジャンルや読んでみたいジャンルから選ぶのがおすすめです。
今回は、以下のようなジャンルごとに2〜3作品ずつ紹介していきます。
- ベストセラー
- 古典の名作
- ティーン向け
- 恋愛
- ホラー、怪奇小説
- SF、ディストピア小説
読めそうなページ数で選ぶ
国内小説でも同じですが、海外小説は読みにくい場合もあります。
そんなときに、あまりにも分厚い長編の場合は途中で挫折してしまう可能性もあります。
そこで、ページ数の少ない作品を選ぶのもおすすめです。
読んでおきたい海外小説の名作2選
一度は読んでおきたい海外小説の名作2選をご紹介します。
『車輪の下』ヘルマン・ヘッセ
天才的な才能を持つハンスは周囲の人々の期待に答え、エリートの神学校に入学します。
学校でハンスは自分と正反対の不真面目な少年・ハイルナーと仲良くなり、次第に勉強にみが入らなくなってしまいます。
ハンスの人生の歯車は狂ってしまうのか・・?
暗い雰囲気が漂う作品ですが、何のために学び生きるのか考えさせられる作品です。
『変身』フランツ・カフカ
両親と妹のために一生懸命働いていた青年、グレゴール・ザムザ。
『変身』は、ある朝目を覚ますと、自分の体が巨大な毒虫になっていた、まさに変身のストーリーです。
ファンタジーのようにも感じますが、見た目で判断されることの恐ろしさなど、色々考えさせられる作品です。
ベストセラーの海外小説3選
『そして誰もいなくなった』アガサ・クリスティー
「ミステリの女王」と名高いイギリスのミステリー作家、アガサ・クリスティーは、100作もの作品を生み出しています。
そのなかでも、世界的に有名なのが『そして誰もいなくなった』です。
ポアロやミス・マープルなど名探偵が出てくるシリーズものではなく、全くの単体作品として読めるのも魅力です。
U・N・オーエンなる謎の人物により、ある孤島のお屋敷に集められた10人の男女が、一人ずつ消えていくというミステリーです。
『シャーロック・ホームズの冒険』コナン・ドイル
コナン・ドイルが生み出した世界一有名な名探偵、シャーロック・ホームズ。
本書は、シャーロック・ホームズが活躍する短編が収録されているので、ホームズものを何から読むべきか悩んでいる人にもおすすめです。
『アルジャーノンに花束を』ダニエル・キイス
32歳で幼児の知能しかないパン屋のチャーリィは、ネズミのアルジャーノンと同じ脳外科手術を受ければ頭が良くなると告げられます。
手術後、超天才として変貌していきますが、人生の喜怒哀楽に考えさせられる感動の物語です。
ホラー・怪奇小説
『ジキルとハイド』ロバート・L・スティーヴンソン
ロンドンの高名な紳士、ジキル博士の家にあるときからハイドという男が出入りし始めます。
ハイドは不愉快な笑みをたたえ、人々に恐怖を抱かせ、ついには殺人事件まで起こしてしまうのです。
ハイドの正体は、一体何なのか?
二重人格の代名詞として最も有名な怪奇小説です。
『ローズマリーの赤ちゃん』アイラ・レヴィン
ローズマリーは、売れない役者の夫と共にニューヨークのアパートに引っ越しをします。
そのアパートは曰く付きで、不吉な事件が続いていると噂を聞くも、聞く耳を持たず入居を決めました。
隣の部屋のカスタベット夫妻と仲良くなると、良い出来事が続きローズマリーは待望の赤ちゃんにも恵まれます。
しかし、妊娠後にカスタベット夫妻に紹介された医師や周囲で不穏なことが続き、ローズマリーは痩せ細っていくのでした。
映画化もされて話題となったホラー小説の金字塔です。
ティーン向けの海外小説
ティーン向けですが、大人になってから読むのもおすすめの海外小説をご紹介します。
『星の王子さま』アントワーヌ・ド・サン=テグジュペリ
素朴で親しみやすい男の子のイラストがチャームポイントで、世界的に有名な作品です。
飛空士である「僕」がサハラ砂漠に不時着するシーンから始まります。
「僕」が数々の星で出会う不思議な人々との出会いは、何の意味があるのでしょうか?
『モモ』ミヒャエル・エンデ
とある街で廃墟となった円形劇場に住み着いた少女モモは、粗末な身なりをしていました。
街の人々がモモと関わる中でモモの不思議な魅力に癒されていきます。
そんなある日、灰色の男たちが街にやってきて、街の人々は時間を奪われてしまいます。
時間を取り戻すためにモモは奮闘します。
児童文学でありながら、毎日忙しいと感じている大人にこそ読んで欲しい作品です。
恋愛海外小説
『高慢と偏見』ジェーン・オースティン
18世紀末から19世紀初頭のイギリスの片田舎を舞台とした女性の結婚事情や、誤解や偏見から起こる男女のすれ違いを描いた恋愛小説です。
『きみに読む物語』ニコラス・スパークス
ある老人男性が、アルツハイマーを患った老女に愛の物語を話しています。
その話は、1940年の夏の少女と青年の恋物語の話です。
感動的な愛の物語に涙が止まりません。
映画化もされて話題となった作品です。
SF・ディストピア海外小説
『1984年』ジョージ・オーウェル
『1984年』は、1949年にイギリスの作家ジョージ・オーウェルによって刊行されました。
1949年に刊行されたというのが恐ろしくなるほど、現代を予言しているとも言われるSF・ディストピア小説です。
監視社会となった近未来を想像して執筆された作品というのも驚きです。
『わたしを離さないで』カズオ・イシグロ
介護人であるキャシーの視点で物語は進んでいきます。
クローン人間というSFの物語で、独特な空気感が漂います。
海外小説を読むなら興味のあるジャンルから読むのがおすすめ
ジャンルごとに、おすすめの海外小説をご紹介しました。
気になる作品があれば、ぜひ読んでみて下さいね!