ヒューマン小説 書評

『燕は戻ってこない』のあらすじをご紹介!2024年4月ドラマ化も決定!

2024年4月16日

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4月30日にドラマがスタートする『燕は戻ってこない』ってどんな話?

『燕は戻ってこない』の原作ってあるのかな?

2024年4月30日にNHKでスタートするドラマ『燕は戻ってこない』。

ドラマのキャストには稲垣吾郎さんや内田有紀さんという豪華な顔ぶれが揃い、どんなドラマなのか気になっている人も多いのではないでしょうか?

原作は桐野夏生さんの小説で、代理母出産をテーマに扱ったお話です。

代理母出産という重くデリケートなテーマながら、個性的なキャラクターのおかげで一気読みしてしまう面白さがありました。

ドラマの見どころと共に、あらすじを少しご紹介したいと思います。

ドラマを見る前に、原作も読んでみてはいかがでしょうか?

桐野夏生さんは私も大好きな作家さんです!ぜひ、参考にしてみて下さいね!

『燕は戻ってこない』のあらすじは?

このお話のテーマは代理母出産です。

バレエ界で活躍する基(43歳)とイラストレーターの悠子(44歳)の夫妻は代理出産を依頼することを悩んでいました。

元バレエダンサーとして華々しく活躍していた基は、自分の遺伝子を残すことに強いこだわりを持っているのです。

また、基の母である千味子もまた、我が子の遺伝子を残すことを懇願しており、悠子は当事者でありながら自分だけ蚊帳の外にいるような違和感を覚えていくのでした。

代理出産が生殖医療ビジネスに?

一方で、代理母出産をすることを悩むのは、派遣社員のリキ(29歳)です。

リキは、地元・北海道での介護職を辞め、憧れの東京で病院で事務の仕事に就くも、非正規雇用の東京の生活費の高さから困窮した日々を過ごしていました。

そんななか、同僚のテルに「いい副業がある」と卵子提供の話を勧められるのです。

ためらいながらも生殖医療専門クリニックへ出向くと、今度は逆に国内では認められていない代理母出産の話を持ちかけられるのでした・・!

原作の感想

代理母出産という重くデリケートな問題ながら、登場人物たちのキャラクターが個性的で、サクサク読めてしまう面白さがありました。

生殖医療ビジネスのようなことが実際にあり得るのかもしれないと考えると怖くもなりますが、勉強になりました。

桐野夏生さんは、ちょっと性格の悪い人間の描き方が本当に毎回素晴らしくて(褒めています。笑)、今回もそこが楽しめますよ。

ドラマのキャストや放送日は?

出典:NHK

2024年4月30日から、NHKのドラマ10で『燕は戻ってこない』がドラマ化されます。

放送予定は以下の通りです。

総合:4月30日(火)から毎週火曜22時〜22時45分

BSP4K:4月30日(火)から毎週火曜18時15分〜19時

メインキャストに稲垣吾郎さん、内田有紀さん、石橋静河さんと豪華な顔ぶれですよね。

私の中で原作とキャストの俳優さんたちがピッタリで、今からドラマを見るのが楽しみです。

気になった人はドラマを見る前に、原作もぜひ読んでみて下さいね!

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